トルコやベネズエラぼ新興国仮想通貨はよほどの事がなければ失敗すると思う
近年、様々な国が独自の仮想通貨の発行を模索しているようです。
その中でもトルコとベネズエラの仮想通貨をよく聞きます。
トルコはトルココイン、ベネズエラはペトロという仮想通貨を作っているようです。
トルコやベネズエラ、この2国がIT関連の事業を推進しているとは聞いた事がありません。
それなのに何故自国の仮想通貨を発行しようとしているのか。
その大きな理由にそれぞれの通貨の価値がどんどん下がっていっているというのがあるでしょう。
(資料)トルコリラ円のチャート
2014年以降下がり続けています。
ベネズエラも外務省で確認するとインフレが続いているようです。
だからこそ、独自の仮想通貨を発行して挽回を図ろう。と考えているのでしょうが、でも発行するにしても余程まともに管理しないと自国の既存通貨の二の舞になるのではないのでしょうか?
そもそも自国の通貨の価値が下がっているのは国家の経済政策がうまくいかなかったからで、そこの問題をどうにかしないと仮想通貨作ったとしても既存の通貨と同じく価値はどんどん下がっていくのではないでしょうか?
最初は興味本位で買う人もいるでしょうが。
ちなみに、先進国で国運営の仮想通貨が生まれるかですが、一応日本含め研究はしているようですが実際に発行するかは微妙な所なのではないでしょうか。
なぜなら新たに通貨を作らなくても既に自国の既存の通貨が安定しているからです。
わざわざ自国の仮想通貨作って手間増やす必要がないですからね。